日本では、高度経済成長期を機に雇用と労働の安定性を重視した終身雇用制度が多くの企業で定着しました。
それにより、60歳や65歳の企業が定めた定年まで働くことが一般的で、私はこの時代で成長し生きてきました。だから、就職する際は大企業に勤めさえすればその後は安泰という考え方を私自身信じて疑ってもいませんでしたし、世間の価値観も周りの友人も家族もその考えでいました。
しかし、現代ではどうでしょう?
バブル崩壊から日本の経済は低迷したまま、今の若者は好景気など全く知らずに生きてきています。
政府の方針として、定年を延ばそうという事で高齢者の雇用を促す風潮も社会的に活発となってはきています。
でも、年金問題等、国が個々を守れる時代はもう終焉を迎え、これからは自助努力をしていかなければ、私達の生活は破たんしてしまうであろう恐れを知り、全ては会社のため、仕事が優先の親の時代から、個人を重視する時代への変化を遂げつつある今、早期退職を考える世帯は増えてきています。
早期退職にもいろいろある
一言で早期退職と言っても、その考え方捉え方で全く違います。
アーリーリタイア

こんな言葉を聞いたこともあるでしょう。
これは、定年退職の年齢を待たない早期の退職や引退を意味する言葉で、早期退職を意味する「early retirement」という英語に由来する和製英語。早期リタイアという言葉も同様の意味で使われます。
働き方改革の推進により、様々な働き方に対する価値観が生まれ、人生の大半を仕事に費やすのではなく、それ以外のことに自由な時間を使いたいと考える人も増えたことが、早期退職がただのリストラだとマイナスの要素でとらえるものばかりでもない、という新たな価値観が生まれたことがアーリーリタイアが注目を集めている理由でしょう。
ここで覚えておきたいのは、アーリーリタイアは完全に仕事から引退するという事です。
ビジネスで成功したお金や相続などによる大金を手にした人が、仕事を辞め自由に生きる。まとまった資金が必要といったイメージでしょうか。
セミリタイア

アーリーリタイアとセミリタイアとは何が違うのでしょうか?調べてみました。
この二つの大きな違いは「働いて賃金を得るか」どうかという点です。わかりやすく言うと、セミリタイアはやや引退した状態。アルバイト・パート・フリーランスといった方法で一定の収入を得て生活をします。収入がある程度得られることで必要となる資産が少なくて済むため、完全に引退するアーリーリタイアと比較すると実現のハードルは低いです。
FIREという考え方

他にもアーリーリタイアと比べられるのがFIRE(早期退職)という考え方です。
FIREとは、Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期退職)の頭文字をとった造語で、お金のために定年に人生縛られることなく、ある程度の毎年の生活費を確保できるような仕組みを構築したうえで早期退職する。こうした生き方、考え方を指しています。
早期退職という言葉でアーリーリタイアとFIREは同じじゃないの?と思いますよね^^;
でも、違うんです。
FIREは毎年の生活費を賄える程度の投資額を確保し、収益により生活するスタイルです。そのため、人により確保すべき投資額は異なり、ある程度の生活資金が確保できるスタイルであれば、誰でも実践は可能といえます。
大きなまとまった資金を手にすることでするアーリーリタイアとはこの点が大きく違うのです。
そのため、若い人が挑戦するケースが多く見受けられます。
早期退職はもう人生後半戦の我々世代に限ったことではなくなってきていることを感じます。
早期退職後も人生は続く
どのスタイルを選んだとしても、人生100年時代、仕事を辞めた後も人生は続いていきます。
国に頼れない今、自分たちで人生を生きていける生き方を手に入れなければなりません。
そのためには、その後の人生にいくらあったら幸せだと思えるのかを各々で決めていく必要があります。
一般的な目安ですがアーリーリタイヤに必要な資金は
と言われています
どの年代にしてもアーリーリタイア後に自分がどんな暮らしを送りたいかによって、必要な資金は大きく変わります。上述の目安だけでアーリーリタイアを決めるのは不十分です!
自分が、家族が、どんな生活を送りたいか、そのためにはどれだけの生活費が必要かといったことを慎重に検討することが、アーリーリタイアの成功の秘訣です。

人生後半の人生を豊かに、後悔なく過ごすためにもお金への意識改革が必要不可欠です。
次回はお金の話しを少しさせて頂こうと思っています。


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