よく耳にしますがそもそも「価値観」って何? 結婚するとき相手を選んだ基準に「価値観が合っていた」ことを挙げる人は少なくありません。また逆に別れる(離婚)理由に「価値観の相違」があります。長い年月を過ごしてきた50代夫婦はどうなんでしょう?
価値観とは「生きていく上で大切なこと」
人によりますが、私自身は価値観とは「生きていく上で大切なこと」というのを大きな意味としていれば良いのではないかと思っています。
一般的にも結婚した理由に「価値観が同じ(似ている)」が多いのはまさにそれを意図しているのではないでしょうか?
でも、(我が家もそうなのですが)最近は長年連れ添ってきたからこそ、「価値観が変わったな・違ってきたな」と感じるのはままある事。
そうであっても、思いやりを持ち寄って、それを新しい自分の価値観として取り入れられることは取り入れ、また「そういう価値観もあるのか」と許容することが出来たら、穏やかに幸せだと感じ暮らしていけるのではないかと感じます。
そうはいっても日々の暮らしで「価値観」は大切、という意見があるのも当然でしょう。
そもそも価値観が合う合わないってどういうこと?

価値観を「生きていく上で大切なこと」ということを前提として、具体的には・・・
貯金の仕方や金銭感覚?
価値観の違いとしてよく話題になるのが「金銭感覚」ではないでしょうか?
例えば、下記のような観点が違うと、夫婦という日々生活を共にする家族においては揉め事のもとですよね。
・ものより想い出 : アクセサリーやインテリアより、旅行にお金をかけたい。
・持ち家よりも賃貸 : 「理想の家を建てる」ことより、気楽な賃貸がいい。
・交際費より自己投資 : 人づきあいは面倒。イベントに参加するなら本を買いたい。
生活習慣等暮らしのなかのモノやコトの優先順位?
私は、「埃では死なない」と思ってきたほうなので食べる事を優先してきました。でも、夫は食べることはもちろん大切だけど、気持ちよく暮らすことをまずしたい、という方。
私は感覚と思い付きが優先、でも夫はまずは計画と準備。私は思い出に縛られ、夫はぱっぱと捨てられる。
・掃除より食事 : 埃では死なないが食べなければ死ぬ
・何事も計画と準備が優先 : 思い付きや感覚より実践が大事
・モノより思い出 : もう使うことはないモノでもそこに詰まった思いでが大切
思想や信条 大切にしてる事柄?
小さい頃からの育った環境が大きく作用してくる事柄ですね。
特に男女間の考え方の相違は、理解は出来ていることだけど日々暮らしていると本来の考え方や気持ちが前に出てきてしまうことが多く、これもまた大きな揉め事の火種となり得るでしょう。
・信じてきた宗教 : 仏教・神道・キリスト教等の違いでお墓をどうするか
・優先すべき信条 : お墓参りに行くいかない・ご先祖に対する考え方
・夫婦の在り方 : 家庭での男女間の役割への固定概念
新しい価値観を取り入れられるチャンス

大切にしていることが「価値観」のひとつだとすれば、たとえ違っていたとしても思いやりを持ち寄れば、喧嘩になるどころか新しい自分の価値観として取り入れ、幸せも人間力も増えるのではないでしょうか?
こうして考えてみると、私たちは漠然とした「ものの見方」を「価値観」として話しているのかもしれません。
それなら恋人や夫婦、家族であっても「価値観」はそれぞれ違っていいのではないか、いやまさに違って当然と思うのです。
夫婦で違うと困る「価値観」とは?

逆に、夫婦で違うと困る「価値観」があるとすれば
・人として大切なこと
・人としてやってはいけないこと
など、どちらかというと「モラル」のほうに近いのかもしれません。
また、個人的には「○○観」という視点よりも、
・人として目指しているところ
・家族の在り方(時間や空間の使い方)
・二人の理想の関係
などが致命的にずれていると、のちのち困ることになると思います。(ここのずれは結構致命的かも・・)
人としてのところが一致してさえすれば、実は一般的に言われる価値観というものは、違って当然ともいえる部分なのではないかと思うのです。
目指しているものが同じであれば、日常の尺度などは違ってこそ面白いこともあります。また、元は他人通しが夫婦となる意味は自分にはなかった新たな価値観の構築のためともいえるのではないでしょうか?
自分と大切な人にとって、なにが大切なのか。それをお互いが知った上で、それを尊重できるか。そういう思いやりを持てれば、「違うからダメ」ということはないのではないかと思います。


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