子育て終わり夫婦でいる意味なし?無理なく夫婦からパートナーへ

子育て終わり夫婦でいる意味なし?無理なく夫婦からパートナーへ 50代 賢く生きる

50代ともなると人生後半戦と言われ、夫婦関係の変化が起こるのも自然の流れでしょう。数年前、政治家の蓮舫氏が30年近くにわたる結婚生活に終止符を打ち、理由を「人生観の違い」と語ったことが話題となりました。
これこそ言い得て妙。50代以降の離婚理由として、これはいちばん多いありがちなものではないではないでしょうか?

子育ての終わりで見えてくる男女の考え方の格差

子育て終わり夫婦でいる意味なし?無理なく夫婦からパートナーへ

人生後半の頃、この頃になると子育てという時期も終盤の夫婦が多く、自分の人生を見直したいと考える人は多いのではないでしょうか?

女性は子育てに重きを置く傾向が強いため、自分のことより子供のことを優先してきた時間が長いからこそ、この頃になると「精力的に働きたい」「自分の好きなことを思いっきりやってみたい」と考えるものです。

一方男性はというと、子育て期間は家族のために懸命に働いてきたという思いを抱いている人が多いようで、「これからは夫婦でゆっくりしよう」「趣味に時間を使いたい」と考えて、仕事をセーブしたり早期退職を考えたりという傾向が強いようです。

そう考えると夫婦と関係に重きを置くのは、特に人生後半の世代は男性の方が強いのかもしれません。

後半になるにしたがって女性は、家族や夫婦よりも「個」を重んじる傾向があるように感じます。

家でのんびりしたい夫、外で活動したい妻といった具合でしょうか^^;

夫婦だけの生活を受け入れられるかどうかが分かれ道

長年夫婦でいると、良くも悪くもドキドキした恋愛感情よりも空気のような穏やかな親愛感情にかわっていくのは、ごく自然のことだと思います。

そういう気持ちで過ごすようになっていた頃、子供の独立等で夫婦二人だけの生活になった時、それを自然に受け入れて穏やかに暮らせるか、そうではなく子供という緩衝材的な存在がなくなったことでギスギスと尖った気持ちになってしまうかで、その後の夫婦の在り方が変わるのではないでしょうか?

 

夫婦でいることに疲れても、無理はダメ!

長い時間共に過ごし子育てや様々な経験を経ることで、夫婦の関係性は変わるのが自然です。

でもいずれ夫婦二人だけで過ごす生活になる事も自然な流れです。その時、再び結婚当初のような気持ちに戻れるのでしょうか? 現実的には、元の気持ちには戻れないことの方が多いものでしょう。

中には、「努力が必要だ」という事で夫婦の関係を掘り起こすために共通の趣味を見つけたり、夫婦だけの旅行や月1回の映画鑑賞を恒例行事にするなどして、無理やり距離を近づけようとする人もいます。

でも、そこまですることでしょうか?

なぜなら、親密になりたいと思う気持ちは内発的にごく自然に生じるものであり、努力でコントロールできるものではないからです。若かりし頃「この人を好きになるぞ!!」と意気込んで恋愛感情になったという事ではないはずです。

そもそも人は年齢を重ねれば、人間関係を含むあらゆる物事に対する見かたが若い頃とは異なっていきます。夫婦は、それぞれの活動領域で経験や学びを重ねていくため、価値観も徐々に変化していきます。そうした2人が、出会った頃や新婚当初と同じような愛情を持ち続けることは、そもそも困難であるように思います。

無理な努力をすることで、かえって関係性をゆがめてしまう結果にもなりかねません。

子育て終わり夫婦でいる意味なし?無理なく夫婦からパートナーへ

そうなってしまったら、自分のこれまでの人生そのものを否定する感情が生まれてしまいかねません。それは後半の人生を過ごすうえで、とても大きな障害となってしまうでしょう。

という事で、新婚当初のようなアツアツの関係に意図的に戻す必要もなく、その時期その時期に見合う夫婦の在り方を探っていけばよいのではないかと思うのです。

 

夫婦とは「こうあるべき」という決めつけはもういらない

夫婦の最大の共同作業というべき「子育て」が一段落し、夫婦二人だけの生活が再び訪れたころには、どんな関係性になるものなのでしょうか?

それこそ十人十色とは思いますが、なかでも近年、注目されているのが「卒婚」という形です。卒婚とは、婚姻関係を保ちながら、夫婦それぞれが自分らしい生き方を実現する結婚生活のあり方です。

たとえば、一つ屋根の下で暮らす夫婦がそれぞれ自室を持ち、寝床を別にすること。後半の人生を考えるとき、住まいの形を変えることも多いですよね。そういうことがあると、自然に夫婦別室の文化が根付きやすくなるでしょう。

他にも、お互いが適度に働き適度に収入を得ること。その分家事の負担は最小限にし、従来の家事の概念にこだわらないこと。たとえば、朝食は各々で済ませる。夕食を共にするのは週1~2回程度にし、普段は外食や総菜、冷凍食品で済ませる。家事は全自動機器やロボット、買い物は宅配をできる限り活用する。こういった工夫が、家事の軽減に役立ちます。

このようにして、家庭における固定的な役割や義務から解放されると、婚姻関係を続けながらお互いに自分らしい生き方を実現しやすくなります。

個人的には同じ屋根の下で過ごすなら、同じ食卓に着く関係性でいるのが心地よい気はします。

 

人生後半は夫婦それぞれの価値観で生きるパートナーという考え方

子育て終わり夫婦でいる意味なし?無理なく夫婦からパートナーへ

もちろん、婚姻関係を解消した方が合理的だと感じられるなら、離婚して別々の人生を歩むという選択肢もあるでしょう。

一方で、婚姻関係を続けることのメリットは大きいものです。後半を生きていくにあたり、どちらかが病気やけがなどで働けなくなった時などにパートナーの扶養に入ることもできるため、安心して生活することができます。経済的、防犯上のメリットも大きいものです。一人で考えるより、夫婦で知恵と力を出し合うことによって、生活上の課題も解決しやすくなります。

後半とはいえまだまだ先は長い人生です。

どのような落とし穴にはまってしまうか分かりません。そうした時に、最も身近な支えとなるのは、何といってもいちばん身近にいるパートナーです。婚姻は、安全・安心な暮らしを守るためのいちばん身近なセーフティーネットです。パートナーとの生活が耐えられないほどの苦痛でないのなら、結婚を続けるメリットにもよく目を向け、早計に離婚を判断しない方が賢明です。

「備えあれば患いなし」これも人生を長年頑張って生きてきた50代だからこその賢い選択ではないでしょうか。

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