近年、”人生100年時代”と言われるようになりましたが、五十歲前後、いわゆる「アラフィフ世代」は、誰しも人生の大きな転潜期を迎える時期です。
そんな中、それぞれの分野で光りを放ち続けた女性、大宮エリーさんと中山美穂さんの生き方に、私たちが学ぶべき大切なメッセージがあるように思います。
大宮エリーさん―強さと温かさを合わせ持つ初紛な創作者
2024年、4月27日、作家・劇本家・ラジオパーソナリティーなど多手に活躍した大宮エリーさんが、49歳で死去されたことが発表されました。
わずか49歳という若さでの旅立ちは、多くの方々に大きな衝撃を与えました。
事務所の声明では、エリーさんが多方面で才能を発揮し、近年はアートの世界でも人々を魅了していたことが紹介され、「誠に心病む思い」と哀悼の意が表されました。
葬儀はご本人の遺志により、ご家族のみで静かに行われたそうです。
亡くなる数か月前まで、エリーさんは京都・妙心寺山内桂春院でアート展「桃源郷を見つけに行こう~お寺でresort~」を開催。
パワフルな襖絵で多くの来場者を魅了しましたが、実はその時期すでに体調が優れず、不安を抱えながらの制作だったことを、後にSNSで明かしています。
「恥ずかしながら、私自身が元気がなかったのですが、それでも『元気をもらえた』と言っていただけて、本当に救われました」
体調不良のなかでも、作品を通じて人と繋がり、感謝の気持ちを忘れなかったエリーさん。
2025年初めには新年の挨拶やオンライン講座も行い、最後までクリエイティブな活動を続けていました。

その一方で、ファンの間ではSNS投稿に映る咳き込む姿を見て、心配の声が寄せられていたことも事実です。
2月には、主宰していた「エリー学園」の終了が発表され、最後まで自らの役目を全うしようとする姿勢がにじんでいました。
いつも明るく、ひょうきんなセンスで人々を笑顔にした大宮さん。最後まで創作欲を失わすことなく、病を抱えながらも「作る」ことを誤らず続ける姿は、私たちに、「自分らしく」生きる大切さを教えてくれました。
たとえ、体調が不完全であっても、人は誰かの力になれる。 そんな心あたたまる生き方を示してくれたのが大宮エリーさんでした。
中山美穂さん―温かく、あるがままに生きて
一方、テレビドラマやアイドルで大流行した女優・中山美穂さん。
最近は活動を抽象的にしている場面も見られましたが、ドラマや歌手としての強い印象は、今もアラフィフ世代の心に残り続けています。

報道によると、2024年12月12日、快晴のもと、ご家族と関係者だけで静かに葬儀が行われました。
祭壇は、故人の華やかで情熱的な生き方を象徴するかのように、色鮮やかな花々で彩られていたそうです。
妹さんである中山忍さんは、姉に対する深い愛情と敬意をこめて、
「最期まで正直で、一生懸命で、前向きな人でした。自慢の姉です」
と、あたたかな言葉を贈っています。
亡き姉の生き方を、心から誇りに思う気持ちが伝わってきます。
自分らしい道を選び、あるがままの姿を続ける。 中山さんの生き方も、私たちに「大人女としての自分を認める」勇気を与えてくれます。
アラフィフ世代に贈る、二人の生きざまからのメッセージ
今回の出来事を通じて、改めて感じたことがあります。
アラフィフは、人生のなかでも成熟した、大切な時期です。
大宮エリーさんのように、体調が万全でない中でも創作を続け、周囲との絆を大切にしながら生きる姿勢。
そして、中山美穂さんのご家族が語る、最後まで前向きに人生に向き合った生き方。
どちらも、これからの人生をどう歩むべきか、私たちにそっと問いかけてくれているように思います。
人生の折り返し地点を過ぎた今だからこそ、情熱を持って、自分らしく、そして周りの人たちとの温かい繋がりを大切にしていきたいですね。
アラフィフという年代を自分らしく生きるために
私たちも、何があろうと、「自分らしさを失わない」ことを大切にして生きていきたい。
そう心に誓いながら、一歩一歩前向きに歩んでいけたら。
人生を闘い抜き、自分らしさを示してくれたお二人に心から敬意を表しつつ、ここに故人のご冥福をお祈りいたします。


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