時代時代によって、結婚観というものは変化するものですが、20代半ばの息子を持つ身としては、多少なりとも気になるところです。
何せ「結婚しないと思うよ、孫を見せられないかも、悪いけど」
と、聞かされてますし・・・
若者の結婚観への意識調査
最新の出生動向基本調査が公表され、一生結婚しないと答えた人の割合が過去最高となったそうです((+_+))
その理由の一つに「自分の給料を自分の趣味に使いたい。結婚したら自分以外のことにお金を使わないといけなくなるからそこが嫌」というものがあるとのこと。
実はうちの息子もまさに同じことを言っていました。
「育ててもらってこんなことを言うのは申し訳ないけど、働くようになって自分で稼いだお金が自分のこと以外(生活費等)にそのお金を回すのって抵抗ある」
と言われたのです。
親の価値観で言えば、「何言ってんだ?」と思うところですが、こういう世間の調査結果を見せられると、我が子だけではなく、今の若者の価値観と自分のそれとの違いを認めざるを得ません。
そもそも出会いがない
出会いがないのが結婚しない理由の一つにもなっているようです。
ただこの辺りは時代によって・・というのはどうかなと首をかしげたくなります。
少子化でそもそもの人口は確かに少なくなっているでしょう。でも、そこは「今だから・この時代だから」ではないような・・・
出会いに関して他人とのつながりの薄さが時代背景にあるからなのか、
職場や友人を介した結婚が減り、SNSやマッチングアプリといったインターネットサービスを利用して知り合った夫婦が最近の結婚の13.6%を占める。
という調査結果があります。

これは現代ならではですしょう。特に地方の出会いの少なさにはこういうSNSやアプリでの出会いが急増しているのを感じます。
子育てに親を頼れない現実
それは結婚後の働き方、考え方の変化が大きいと思われます。
今の時代、“夫婦共働きでないとやっていけない”という感覚が常識となっています。
でも、アラフィフの私が過ごした昭和から平成の初期の時代は違いました。「専業主婦」「寿退社」という言葉が当たり前にあったように、結婚したら女性が仕事を辞めて家庭を守る、という場合が多く、当時の若者(私ですね(^^;))の認識もそこに不満を持ったとしても大きく声に出して言えるほど、まだ女性の社会的地位は高くはありませんでした。
それに比べて今はどうでしょう?
結婚しても共働きは当たり前、女性も当然そのまま仕事を続けて、ダブルインカム(1つの世帯に2つの収入減がある)の考え方が浸透していますし、なにより、「二人の収入がないと今の生活レベルを保てない」と考える若者がほとんどでしょう。
夫婦二人ともが仕事をするという事は、子供が生まれたらどうするのか、という問題が必ず発生するのです。
少子化と言われているのに保育園に子供を預けられないというおかしなねじれがある現代。男性の育児休暇も昔に比べると取りやすくなったとは言っても、まだまだ浸透していない職場も多いでしょう。
このことからも、まだまだ日本社会全体に変革が必要だと感じずにいられません。
本来、こういう時に頼りにしたいのが「親世帯」です。
昔のように大家族で生活することのなくなった今の時代(核家族化)、一つ屋根の下に住まなくても、結婚後、親の近くで生活する世帯はかなり多いように感じます。
ワンオペ育児という言葉も生まれたように、一人だけで子供を育てるのは本当に過酷なことなんです。
ところが時代背景とともに、この親世帯が頼れなくなったという現実問題があるのです。
先に述べたように、昔はお母さんが家にいるのは当たり前でしたが、今は孫を持つ女性でも多くは仕事をしています。
そうなると、やれ子供が熱を出した、コロナで学級閉鎖だ、となってもそうそう親に頼ることはできません。
昔の時代であれば、終身雇用が当たり前、夫の収入だけでも十分生活できて退職金で住宅ローンも完済出来ていたものでしょう。
ところ場現代では親世代も経済的なゆとりが小さくなってきていることが、さまざまな結果に影響しているともみられます。
若者の結婚観の意識変革を促し、ひいては少子化に歯止めをかけるのは、もう政策の転換が必須となっているのではないでしょうか?![]()


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